挑戦は不可能を可能にする(7)
YHくんは、都立高校を中退した時、わたしの速読教室に来た生徒です。彼は、とても心の優しい子で、他人の面倒をよく見る子でした。そんな彼が、速読を通じて大学受験を開始することになったのは、速読を始めて4ヶ月後のことでした。
大学受験のためには、高校を卒業するか、大検を取る必要があったため、わたしは、以前ブログに登場した、YSくん、HMくんの経験から、通信制の高校へ入学することを勧めました。こうして彼は、通信制の高校へ通いながら大学受験をすることになったのです。
彼には、行きたい大学が存在しており、それは、創価大学だったのです。受験まで、2年2ヶ月あったので、英語は中学1年生の範囲から始め、国語は、小学校4年生の応用自在から始めました。彼は、塾と家との距離が非常に近かったため(一駅)、朝9時から夜10時半までの一日13時間半の勉強に挑戦したのです。彼は、受験勉強というものをこれまでしたことがなく、高校受験の時も勉強しなくても入学できる都立高校を選んだということです。したがって、まったく勉強ができませんでした。
しかし、彼は小学生の時からサッカーをずっと継続してやっており、根性だけは備わっていたのです。彼は、根気よく一つ一つの課題をこなしていき、勉強を開始して1年を経った頃には、英検準2級を突破し、次の英検受験の時には、見事2級を突破しました。また、国語は、現代文の勉強のため、朝日新聞の社説および天声人語の要約を約半年間、行いました。そののち、私の現代文の授業で記号読解を完全にマスターし、現代文が得意科目となったのです。古文については、『標準古文単語650』と『自分でつくる 古典文法サブノート』を完璧に覚えました。そして、『古文読解の新技術』で、問題演習をおこない、『だれでも解ける 古文の公式90』『絶対のグリテン古文』で点数に直結する裏ワザをマスターしていきました。こうして彼は、英語と国語の偏差値が60を超える結果となったのです。
最後に日本史ですが、『はじめる日本史50テーマ』『30日完成・日本史問題集』を使用し、最初から解答に赤の水性ペンで答えを記入し、完全に記憶できるまで勉強しました。その後、『過去問10年分』を記憶しました。そして、『詳説日本史B』を、二冊用意しました。一冊は、通読用の本として、もう一冊は、問題集として使用しました。最後に、『金谷の日本史頻出問題解法』『日本史そのまま出るパターン 一問一答』『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』を完全に記憶しました。
こうして彼は、2年2ヶ月の間に超受験人間として変身し、見事、創価大学法学部に合格したのです。人間は、しっかりした目標があれば、困難を乗り越えることができるのです。高校を中退した人や、高校に行っていない人でも、高校生と同じように十分チャンスはあります。このブログを読んで、大学受験に絶望を感じている人がいたら、ぜひ私を訪ねてください。
わたしは負けない。
合格とは、まず負けないことだ。
頑張れ!! 受験生!!
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